レッド(赤)は一般的に、熱や太陽、紅葉などといった、自然界に存在する中でいちばん発色の良い色であり、黒や青・黄色や緑といった色と同様に馴染み深い色の一種です。また、「エネルギー」や「生命力」・「勇気」や「情熱」といった、奮起をイメージングさせる色でもあります。
赤のよく似合う季節はやはり秋になります。紅葉はその名の通り「赤い(紅い)葉」と書くことからも、木々の葉が青々とした緑から色濃い赤々と染まるイメージも、分かりやすいでしょう。
熱をイメージした、又は炎のような表現にも、紅い色が多用されます。「紅蓮(ぐれん)」とはまさにその意味を持つ言葉です。炎のような、熱血した、さらには「闘志を燃やす」という意味合いからも、攻撃的な性格を持つ色でもあります。
ただし、他の色と赤が混合する環境の場合、赤の部分を多様化しすぎると、若干うるさい雰囲気にもなりかねません。(もちろん、赤の存在をアピールする場合は別ですが)他の色と上手く共存するためには、赤の要素は少し控え目にしておいた方がいいかもしれません。
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